klora’s blog

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激闘の世界バレー

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女子の世界バレー

これまで20年近く日本代表の試合を見てきたが、年のせいもあってか笑、初めて涙を流してしまうほど感動の試合、大会であった。

 

結果として、日本女子代表は、準々決勝でブラジルと対戦し、セットカウント2-3で破れ、世界バレー最終順位5位となり、激動の世界バレーは幕を閉じた。

準々決勝にたどり着くまでに、1次リーグで5試合、2次リーグで4試合をしており、試合と試合の間はあいても1日のハードスケジュール。

1次リーグでは中国に負けてしまい、そしてその試合でエースでキャプテンの古賀選手が怪我をしてしまう。だが、その次の試合で古賀選手に代わってスタメン起用となった石川真佑選手(お兄さんは男子代表のキャプテンの石川祐希選手)等の活躍で、世界ランク2位のブラジルを3-1で破った。

2次リーグでは、イタリアには敗れたものの、高さのあるベルギーやオランダに勝ち、準々決勝に駒を進めた。

 

そして準々決勝。ブラジルとの再戦。ここからは負けたら終わりのトーナメント方式であったため、両チーム気迫がすごかった。

高さのあるブラジルに対して、日本は全選手の中でサーブランキング3位(当時)の石川選手等がサーブで相手を崩していき、相手の強いスパイクに対しては粘り強くレシーブを拾い、セットカウント2-0とした。

 

しかし、3.4セットは、日本のつなぎでのミスが重なったことで、ブラジルのリズムにのまれ、逆に2セットとられてしまい最終第5セット。

ブラジルのリズムはよく、6-8と2点リードされる。しかしそこから石川選手が2連続で得点し8-8と同点となった。

 

そこから一進一退となるが、13-14とリードされてしまい、ブラジルのマッチポイント。

相手のスパイクを拾ったあと、石川選手がいるレフトにトスが上がる。しかし、石川選手が思いっきり打ったスパイクはネットを越えず、ブラジルの勝利となった。

ブラジルの勝利が決まった後、ブラジルの選手たちは喜びを爆発させる。一方、ネット挟んだ日本側では、両チーム最多のブロックポイントを記録したミドルの山田選手は涙を流し、石川選手は自責の念に駆られて「ごめん、ごめん」とセッターの関選手や林選手にしきりに謝る。彼女の責任ではないにも関わらず。

 

セットカウント0-2からの逆転負け。

しかし、ブラジルが今大会唯一負けてる相手が日本であり(現在決勝の前)、そのブラジルを土俵際まで追いやった。試合後のインタビューで、相手のエース、ガビ選手は日本の動きは素晴らしかったといい、ブラジルにとっても決して簡単な勝利ではなかったことがわかる。日本は何度も相手のスパイクを拾い、繋いで、最後はアタッカーが決める。絶対に相手に決めさせない、こっちが決めてやるという勢いは、決してブラジルにも負けていなかった。

 

そんな彼女たちの戦う姿勢に、私は感動し、多くのことを学び、勇気づけられた。

全10試合の相手全て日本より平均身長がたかく、体格では劣ると言われる日本が、サーブ、レシーブ、繋ぎ、コンビネーションという得意な部分で戦い抜いた。

ぜひ、一度でいいから今回の世界バレーを見てほしい。

Youtubeで試合のハイライト、paraviで試合全てを視聴できる。きっと勇気や感動を得られるはずである。

https://youtu.be/0a-TXurtHz4