klora’s blog

バレー、映画、ドラマなど好きなことと、日々の考えの記録

想像力のはなし

想像力はとても大切な要素だと思う。

ここで言う想像力は、二つのパターンがあり、1つは他人が何故そんな行動や言動をしたのかを考える想像する力。2つ目は自分がした行動や言動で人がどう思うか想像する力。

 

何故想像力が大切と考えているかというと、想像力の欠如によって、自分の価値観だけで考えてしまうことで、人を傷つけたり、傷つけられたり、人同士の軋轢や誤解を生じさせてしまったり、怒りを覚えたりすることがあるからだ。

 

自分の価値観の範疇を超えた行動や言動をする人と接すると、時に怒り傷ついたりする。

しかし、その人にはその人なりの事情があり、なにか考えがあったやったことかもしれない。だからこそ、その行動や言動だけで自分の軸で判断するのではなく、想像力をもって、「何故このような行動や言動をしたのか」を考えることは、大切なことだ。

 

また、自分の発言や行動も同じである。じぶんがこうしたい、と思うことに対して、過度に周りの人がどう思うかは考えなくても良いが、周りの人を不快にさせることはないだろうか、ということは想像する必要がある。

 

ただ、日頃、想像力が大事だと自分に言い聞かせている自分であるが、いざ嫌なことが起こると、やはり自分の価値観で判断してしまう。想像すらしようとしなくなる。

でもこれは当然の事象だと思う。人は自分が大切で自分がいいように物事を考えてしまう傾向があるからだ。人、というか生き物全部そういうものではなかろうか。

だからこそ、無理に想像力を鍛える必要はない。ただ、想像力こそが人への思いやりにつながっていくと思うし、自分が気持ちよく過ごすことにもつながる。それぞれのちょっとした想像力が働く世の中であってほしい。